【最新版】一線都市とは?中国の都市ランクを徹底解説

中国の都市ランクを徹底解説

中国のビジネスニュースを見ているとよく目にする「一線城市」「二線城市」という単語がある。城市=都市、街を表し、一線や二線はそれぞれ都市のランクを表しており、数字が小さいほどランクが高い。

都市のランクは政府が定義しているわけではなく、「一線都市は市場としての魅力が最も高い大都市」、「二線都市は一線都市ほどの規模はないが発展の余地が大いにある魅力のある都市」などおおよその目安やイメージとして語られることが多い。一方で、「第一財経(CBN)」という雑誌が、「中国都市の商業的魅力ランキング(中国城市商业魅力排行榜)」を毎年公表しており、そこで各都市がランク付けされている。一線都市や二線都市の正確な定義を必要とする場合は、第一財経の定義に依拠するのが一般的である。

本記事でも、第一財経が2018年4月26日に発表したランキングを基に、最新版の中国都市のランク一覧と、その評価基準を紹介する。

 

一線~五線都市の一覧

まずは、全338都市を一気にご紹介。

一線都市(4都市)

上海、北京、深セン(深圳)、広州

 

新一線都市(15都市)

成都、杭州、重慶、武漢、蘇州、西安、天津、南京、鄭州、長沙、瀋陽、青島、寧波、東莞、無錫

 

 

二線都市(30都市)

昆明、大連、厦門、合肥、仏山、福州、ハルビン、済南、温州、長春、石家庄、常州、泉州、南寧、貴陽、南昌、南通、金華、徐州、太原、嘉興、煙台、恵州、保定、台州、中山、紹興、ウルムチ、イ坊(潍坊)、蘭州

 

三線都市(70都市)

珠海、鎮江、海口、揚州、臨沂、洛陽、唐山、フフホト、塩城、汕頭、廊坊、泰州、済寧、湖州、江門、銀川、シ博(淄博)、邯鄲、蕪湖、漳州、綿陽、桂林、三亜、遵義、咸陽、上饒、ホ田(莆田)、宜昌、カン州(赣州)、淮安、掲陽、滄州、商丘、連雲港、柳州、岳陽、信陽、株洲、衡陽、襄陽、南陽、威海、湛江、包頭、鞍山、九江、大慶、許昌、新郷、寧徳、西寧、宿遷、カ沢(菏沢)、蚌埠、ケイ台(邢台)、銅陵、阜陽、荊州、駐馬店、湘潭、ジョ州(滁州)、肇慶、徳陽、曲靖、秦皇島、潮州、吉林、常徳、宜春、黄岡

 

四線都市(90都市)

舟山、泰安、孝感、オルドス、開封、南平、チチハル、徳州、宝鶏、馬鞍山、チン州(郴洲)安陽、竜岩、聊城、渭南、宿州、衢州、梅州、宣城、周口、麗水、安慶、三明、棗荘、南充、淮南、平頂山、東営、フルンボイル、楽山、張家口、清遠、焦作、河源、遠城、錦州、赤峰、六安、盤錦、宜賓、楡林、日照、晋中、懐化、承徳、遂寧、畢節、ジャムス、浜州、益陽、汕尾、邵陽、玉林、衡水、韶関、吉安、北海、茂名市、延辺朝鮮族自治州、黄山、陽江、撫州、婁底、営口、牡丹江、大理白族自治州、咸寧、黔东南ミャオ族トン族自治州、安順、黔南プイ族ミャオ族自治州、瀘州、玉渓、通遼、丹東、臨汾、眉山、十堰、黄石、濮陽、亳州、撫順、永州、麗江、ラク河(漯河)、銅仁、大同、松原市、通化、紅河ハニ族イ族自治州、内江

 

五線都市(129都市)

長治、荊門、梧州、ラサ、漢中、四平、鷹潭、広元、雲浮、葫芦島、本渓、景徳鎮、六盤水、達州、鉄嶺、欽州、広安、保山、自貢、遼陽、百色、ウランチャブ、普洱、黔西南プイ族ミャオ族自治州、貴港、萍郷、酒泉、忻州、天水、防城港、鄂州、シリンゴル盟、白山、黒河、カラマイ、臨滄、三門峡、伊春、鶴壁、随州、新余、晋城、文山チワン族ミャオ族自治州、バヤンノール、河池、涼山イ族自治州、烏海、楚雄イ族自治州、恩施トゥチャ族ミャオ族自治州、呂梁、池州、シーサンパンナタイ族自治州、延安、雅安、巴中、双鴨山、攀枝花、阜新、ヒンガン盟、張家界、昭通、海東、安康、白城、朝陽、綏化、淮北、遼源、定西、呉忠、鶏西、張掖、鶴崗、崇左、湘西トゥチャ族ミャオ族自治州、林芝、来賓、賀州、徳宏タイ族チンポー族自治州、資陽、陽泉、商洛、隴南、甘涼、慶陽、カンゼ・チベット族自治州、大興安嶺地区、デチェン・チベット族自治州、アバ・チベット族チャン族自治州、イリ・カザフ自治州、中衛、朔州、ダン州(儋州)、銅川、白銀、石嘴山、莱蕪、武威、固原、昌吉回族自治州、バインゴリン・モンゴル自治州、嘉峪関、アルシャー盟、アルタイ地区、七台河、海西モンゴル族チベット族自治州、タルバガタイ地区、シガツェ、昌都、海南チベット族自治州、金昌、哈密、怒江リス族自治州、トルファン、ナクチュ地区、ガリ地区、カシュガル地区、アクス地区、甘南チベット族自治州、海北チベット族自治州、山南、臨夏回族自治州、ボルタラ・モンゴル自治州、玉樹チベット族自治州、黄南チベット族自治州、ホータン地区、三沙、クズルス・キルギス自治州、ゴロク・チベット族自治州

 

都市ランクの評価基準は?

第一財経による都市ランクの評価基準は、大きく5項目から成る。

(1)商業資源の密集度
メーカー数、大手メーカーの店舗数や店舗数の増加率、商業地区の経済効果、飲食店・アパレル店・スーパー・コンビニエンスストアの店舗数などに基づいて計算。

(2)ハブとしての機能性
新幹線・他都市直通電車・空港・高速道路の数や、国内線と国際線の就航数、交通機関同士乗り継ぎの便利さ、宅配便の発送・受取個数、物流拠点の数、商業資源の中心性指数などに基づいて計算。

(3)人々の活性度
国内通販・海外通販・デリバリーの活性度、映画鑑賞の頻度などに基づく消費活性指数と、バーの数、滴滴配車アプリの活性度、公共交通機関の夜間活性度、夜間の明りの強さ、夜間のデリバリー消費金額などに基づく夜間活性度指数に加え、テンセントのSNS・Zhaopinの求職サイト・ofoのレンタサイクルなどの活性度を総合し計算。

(4)生活様式の多様性
年間の映画売上、音楽アプリの年間課金額・課金頻度、旅行回数、タオバオでの消費の多様性などに基づく消費多様性指数と、レストランの多様性やカフェ・スポーツ施設・本屋・博物館・映画館の数に基づくレジャー施設の充実度に加え、アマゾンアプリの平均書籍購入数やiQiyiの動画再生回数比率・一日の平均再生時間、音楽アプリの一日の平均再生時間・再生される音楽の多様性などに基づく休日の充実度指数を、総合し計算。

(5)将来の可能性
環境保全度と、スタートアップ企業数や融資規模などに基づく起業指数、人材吸引力、消費成熟度、GDPや人口の成長率を総合し計算。

 

前述のように「第一財経」は毎年最新の都市ランクを公表しており、発展度合によってランクが変動する都市もあるので、2019年の最新ランクにも注目したいところだ。また、旅行・出張等で訪れる都市のランクを確認しておけば、他の都市のイメージも湧きやすくなることだろう。

 

source:
https://bit.ly/2Ei62Yp
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