小米(シャオミ)がVC設立 AIやIoT分野に積極投資へ

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スマホ世界4位のシェアを誇る小米は6月5日、事業投資やコンサルティングを行なう「小米ベンチャーキャピタル」を設立した。資本金は32億円。小米はこれまで270社以上に出資しておりそのうち10社が上場している。小米は2019年も強みであるAIとIoTの分野で事業を拡大させていく見込みだ。新たに設立された小米VCでも引き続きAIやIoT分野への投資が多くみられそうだ。

小米 (シャオミ)がVC設立

スマートフォンやスマート家電メーカーの小米(シャオミ)は6月5日、「重慶小米創業投資有限会社(小米ベンチャーキャピタル)」を設立した。資本金は2億元(約32億円)でシャオミが100%株式を保有している。事業内容としてはVCやコンサルティングを行なう。

小米 出資の270社のうち10社が上場

2019年第1四半期の決算データによれば小米は2019年3月31日までに270社以上に出資している。2018年以降、小米が出資した企業のうち、10社が上場しており今年も数社が上場予定だ。小米の2019年第1四半期の投資リターンの利益は5.9億元(約94億円)に達している。小米の第1四半期の売上は438億元(約2628億円)で税引後の純利益は21億元(約336億円)であったため、投資からの利益が純利益の30%以上を占めていることになる。

小米 は今後もAI∔IoTに注力

小米は2019年から”スマホとAIoT(AI+IoT)”戦略を始動させており、とくにAIoT分野では小米エコシステム(経済圏)のさらなる拡大を目指している。中国のリサーチ会社の調査ではスマートフォンやPCを除いた小米のIoT端末販売台数は1.7億台に達しており、ウェアラブル端末であるスマートウォッチの出荷量は世界一位、AIアシスタント搭載のスピーカーも中国での販売台数トップ(2019年1~4月)、小米テレビも6ヶ月連続で中国市場トップをキープしている。新たに設立された小米VCでは引き続きAIやIoT分野への投資が多くみられそうだ。

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