音楽アプリもミニプログラム参戦 ネットイースクラウドミュージックがリリース

大手IT企業のミニプログラムブームに続き、音楽アプリの「 ネットイースクラウドミュージック」もミニプログラムの機能を追加した。音楽再生がメインのミニプログラムでTikTokのようなUIが特徴だ。2018年のWeChatミニプログラムのユーザー数は2.5億人を超えており、ミニプログラム市場は2019年も伸びを見せると予想されている。ネットイースクラウドミュージックが音楽アプリのミニプログラムとしてどのような進化を遂げるのかに注目だ。

ネットイースクラウドミュージック もミニプログラム搭載

WeChat、アリペイ、百度、Toutiaoなど大手IT企業のミニプログラムブームに続き、大手音楽アプリの「 ネットイースクラウドミュージック(网易云音乐:NetEase Cloud Music)」もミニプログラムの機能を追加した。搭載されたミニプログラムは「私藏推荐(プライベートレコメンド)」で、ユーザーはアプリがおすすめする音楽を聴くことができる。上にスワイプすると別の音楽に切り替わり、ミュージックビデオやアニメーションも表示されるためショートムービーアプリTikTokのUIに近い。ミニプログラムの起動や閉じるときの動作はWeChatとほぼ同じである。

爆発的な伸びを続けるWeChatミニプログラム

ミニプログラム(小程序 xiǎochéngxù)とは、言わばアプリ内から利用できるアプリだ。WeChatやアリペイのようなネイティブアプリをプラットフォームとして、他社のアプリ(ミニプログラム)が利用できるようになっている。ミニプログラムの統計プラットフォーム「アラジン(阿拉丁)」の発表によると2018年のWeChatミニプログラムのユーザー数は2.5億人以上、ミニプログラム上で展開されている業種の種類は200を超えた。また、これまでにのべ1000億人以上にビジネスや行政関連のサービスを提供し、累計5000億元(約8.3兆円)の商業価値を生み出している。2019年も引き続きミニプログラムの市場は伸びをみせると予想されており、大手IT企業がこぞってミニプログラムに参入する理由がわかるだろう。

アプリ機能拡充としてのミニプログラム

一方で各社のミニプログラムにおける展開は少し異なる。ミニプログラムの先駆けであるWeChatはカバーする業種の広範囲化を進めているが、ライバルのアリペイは行政や商店向けの実用的なサービスの充実を目指している。百度はミニプログラムの充実により、PCからモバイルへの流入増加を狙っている。今回、 ネットイースクラウドミュージックでリリースされたミニプログラムは他社へのプラットフォーム開放ではなく、音楽アプリの機能拡充のみである。今後、音楽アプリのミニプログラムとしてどのような進化を遂げるのかにも注目したい。

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