中国とアフリカを結ぶ物流会社「恒道国際」が数億円の資金調達

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中国とアフリカを結ぶ物流会社「恒道国際」が数億円の資金調達を成功させた。調達資金は海外物流のラストワンマイル問題や海外倉庫の強化に利用される。恒道国際は2009年に創業しており早くからアフリカに展開してきたことによるアフリカ政府や企業とのコネクションが強みだ。中国・アフリカの貿易市場は拡大し続けているが、恒道国際はアフリカに進出する中国企業の物流で覇権を取ることができるだろうか。

中国とアフリカ を結ぶ物流会社「恒道国際」が数億円の資金調達

中国とアフリカのサプライチェーンを結ぶ物流会社「恒道国際(Ever-Do Logistics)」がAラウンドで数千万元(数億円)の資金調達を完成させた。ハイアールキャピタルや水木資本などが共同で出資した。調達資金はアフリカ市場のインターネット設備構築や輸送資源の集約化に利用することで海外物流のラストワンマイル問題や海外倉庫の強化につなげたい考えだ。またサプライチェーンのビッグデータプラットフォームの構築も進めていく。

アフリカとのコネクションが大きな強み

恒道国際は上海に本社を置く物流会社で2009年に創業した。特にアフリカ市場の物流に注力しており、中国アフリカ間のサプライチェーン構築や国際物流、越境EC、海外倉庫などの業務を行なっている。ITを活用した国際物流業務で成長してきた企業だ。早くからアフリカに注力したビジネスを展開していたことによるアフリカの物流会社やアフリカ各国政府とのコネクション、アフリカと関連がある企業6000社以上のデータを保有していることが大きな強みだ。

中国とアフリカ の貿易市場は拡大

中国政府が進める一帯一路政策の影響もあり、中国アフリカ間の貿易市場は拡大している。2018年の中国とアフリカの輸出入取引総額は2041億ドルで前年比19.7%増加しており中国の貿易の7.1%を占めている。中国からアフリカへの輸出は1041億ドルで前年比10.8%増、アフリカから中国への輸入は992億ドルで前年比30.8%増だった。恒道国際は国内では上海の他に北京や天津、青島、海外ではケニアやタンザニア、エチオピア、カメルーン、アンゴラ、南アフリカ、香港、ベトナムなどに支店を持っている。アフリカに進出する中国企業の物流で覇権を取ることができるだろうか。
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