バイトダンスが音楽ストリーミングアプリリリースか

香港の新聞社はTikTokなどを運営するバイトダンスが音楽ストリーミングアプリをリリース予定であると報じた。バイトダンスの音楽アプリ参入はTikTokが進めるオーディション形式のミュージックプロジェクトと関連がありそうだ。TikTok出身のミュージシャンをグローバルで輩出させ、自社の音楽アプリに誘導させたい考えだ。一方で音楽会社大手3社との著作権に関する契約が終了したとも報道されており今後の動向がアプリをリリースする上で注目ポイントになりそうだ。

バイトダンスが 音楽ストリーミングアプリ リリースか

香港の新聞社「サウスチャイナ・モーニング・ポスト(南华早报)」は4月12日、TikTokやToutiaoを運営する「バイトダンス(字节跳动)」が海外市場向けにSpotifyのような音楽ストリーミングアプリをリリース予定であると報じた。バイトダンスは新たな音楽アプリに対し100人以上のチームを組んでおり、近くリリース予定であるというが、公式からの発表はされていない。

TikTokはミュージシャン発掘プロジェクトを開始

バイトダンスが音楽アプリに参入したい思惑としてはTikTokが進めるミュージックプロジェクトと関連がありそうだ。TikTokは4月5日、日本と韓国で「TikTok Spotlight」と呼ばれるミュージシャン発掘プロジェクトを始動した。TikTokを通じて行われるオーディションのようなもので、日本ではAvexやSony Music、SUMMER SONICなどの大手企業もパートナーとして参加している。TikTok出身のミュージシャンをグローバルで輩出させたのちに、自社の音楽アプリに誘導させたい考えだ。

音楽ストリーミングアプリ の競争激化

TikTokとの相乗効果で音楽アプリに進出したいバイトダンスだが、その道のりは容易ではない。国内では昨年上場を果たしたテンセントミュージックやネットイースクラウドミュージック、海外ではApple MusicやSpotifyなどライバルは多い。またミュージックアプリを運営する上で重要なのが音楽の著作権だが、中国ではバイトダンスと音楽会社大手であるソニーミュージック、ワーナーミュージック、ユニバーサルミュージック3社との契約が満了したと報じられている。同3社は世界の音楽の80%の著作権を保有しており、今後の動向がミュージックアプリをリリースする上で大きな影響を与えそうだ。ショートムービーやニュースアプリのヒット以降ECや金融など様々な領域に進出してきたバイトダンスだが競争が激化している音楽ストリーミングアプリで成功を収めることができるだろうか。まずはアプリのリリースに期待したい。

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