中国のEC版無印?「白熊心品」が1.6億円資金調達

中国で雑貨や食品、衣料品などを展開するEC企業「白熊心品」が1.6億円の資金調達に成功した。白熊心品はWeChatのミニプログラムと公式アカウントのみでECサイトを運営しており、3月1日のリリースから1ヶ月でユーザーは100万人を突破した。卸や代理店を挟まず直接ユーザーに届けるビジネスモデルで他社の類似製品に比べて40%以上の低価格を実現している。

EC版無印 「白熊心品」が1.6億円資金調達

中国で雑貨や食品、衣料品などを展開するEC企業「白熊心品(báixióng xīnpǐn )」がエンジェルラウンドで1.6億円の資金調達に成功した。ファーストフードチェーン店「李先生」とTiantuCapitalパートナーの李康林が合同で出資した。

販売はミニプログラムのみで直営モデル

白熊心品はWeChatのミニプログラムと公式アカウントのみでECサイトを運営している。2019年3月1日にリリースしたばかりの新興企業だ。生活雑貨を中心に扱っており白を基調としたシンプルなデザインはEC版の無印と言ったところだろうか。現在ユーザーは100万人、GMV(総取引額)は1000万元(約1.6億円)を突破、リピート率は40%に達している。

創業者でCEOの张家炜(zhāng jiāwěi )は「白熊心品の価値は合理的なサプライチェーンにある。卸や代理店を挟まず直接ユーザーに届けるビジネスモデルで大部分の商品価格を10元(約165円)にすることができ、他社に比べて40%以上の低価格を実現している。取り扱っている商品は利用頻度が高い生活用品がメインだ。」と述べた。

コスパ重視層をターゲットに

10元が基本価格となっている白熊心品だが、メインユーザーは上海、北京など1線2線都市のコストパフォマンスを求める層と3線4線都市の品質にこだわる層をターゲットにしている。张家炜は現在大量のECプラットフォームが存在するが、特に3線4線都市の品質にこだわる層に特化したECサイトは出てきていないと考えている。

VIP会員とSNSシェアでユーザー獲得

集客では大きく2つの方法でユーザーの獲得を目指している。1つ目は会員制度、2つ目はSNSシェアだ。会員制度は初めて購入する際に299元や399元の高価格帯の商品を購入するとVIP会員になることができ、割引クーポンがもらえる仕組みだ。SNSシェアはアフィリエイトと同じ仕組みでSNSなどで招待やシェアしたユーザーが商品を購入すると金額に応じてクーポンが貰えるようになっている。現在、大部分の商品の原価率は20%ほどで、今後も35%以下に抑えていくという。中国のEC版無印はユーザー数を伸ばしていくことができるだろうか。

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