「2019年上半期中国移動通信業分析レポート」が発表!人気のコンテンツは?

中国のリサーチ会社「Trustdata」は『2019年上半期中国移動通信業分析レポート(2019年上半年中国移动互联网行业发展分析报告)』を発表した。中国の最新のモバイル通信やスマートフォンで利用されているコンテンツの情報をレポートより抜粋して紹介する。

スマホ出荷台数はOPPOが首位

2019年1~6月までのスマートフォン出荷台数の比率は「OPPO」が23.4%を占めトップだった。続いて22.4%で「vivo」、22.1%で「Huawei」、9.1%で「Honor」、9.0%で「Apple」、7.2%で「Xiaomi」という結果だった。上位4社は中国企業が独占し、Appleは5位と大きく後退した。

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2019年上半期スマートフォン出荷台数ランキング 出典:Trsutdata

4Gモバイル通信量は年々増加

スマートフォンユーザーが利用する4Gモバイルデータ通信量の1ヶ月の平均利用量は2019年1-5月の平均が6.97GBだった。2018年の平均は4.42GB、2017年は1.73GB、2016年に関しては0.76GBであることをみると、ここ数年で4G経由での通信量が大きく増えていることが分かる。またモバイル通信における4Gの割合は2019年6月時点で38%、Wi-Fi経由での通信は59.8%だった。4G経由での通信は2018年6月の33.5%から上昇を続けている。まもなく中国でスタートする5G通信では1ヶ月の平均通信量は100GBを超えると予想されている。

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4Gデータ平均通信量の推移 出典:Trustdata

利用時間トップコンテンツは電子書籍

2019年6月のモバイル通信経由で利用時間が最も長いコンテンツは電子書籍(小説、文芸書など)で、続いて動画配信、電子書籍(漫画)、ゲーム、SNS、ショートムービー、ニュース、スマートハードウェア(AIスピーカーなど)だった。「TikTok」をはじめとするショートムービーや「快看漫画」などの漫画アプリ、AIスピーカーの流行により電子書籍、ショートムービー、スマートハードウェアの分野の利用時間が大きく伸びた。

人気コンテンツ
モバイル通信での利用時間が長いコンテンツ 出典:Trustdata

MAUランキングはWeChatが首位

2019年第2四半期のMAU(月間アクティブユーザー)が多いアプリは首位が「WeChat」、続いて同じくテンセントのメッセージアプリ「QQ」、アリババの決済アプリ「Alipay」、オンラインモールの「Taobao」、バイトダンスのショートムービーアプリ「TikTokが5位に入った。TikTokのMAUは3.2億人を突破している。

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2019年第2四半期アプリDAUランキング 出典:Trustdata

動画アプリユーザーは10億人規模に

日本でもTikTokやNetflix、AmazonPrimeなど動画コンテンツが人気を集めているが、中国でも動画市場は大きく成長を見せている。ショートムービーでは「TikTok(抖音)」や「Kwai(快手)」、動画配信では「iQiyi(爱奇艺) 、「Youku(优酷)」、「TencentVideo(腾讯视频)」などが人気でショートムービーと動画配信を合わせたユーザーは2019年6月までで9.7億人と10億人に迫る勢いだ。2年前の2017年7月時点は6億人に達しておらず、利用者数は2倍弱増加していることになる。4Gやスマートフォンの普及によりここ数年で利用コンテンツの種類に大きく変化が見られるが、5Gが普及する数年後には現在と全く異なるコンテンツが中国で普及していることだろう。

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動画アプリユーザーの推移 出典:Trustdata

source:https://bit.ly/2K7cCUm