中国インターンで使いたい就職サイト4選とZビザの取得方法

日本にも就活・転職サイトは数多くありますが、筆者が中国に留学していた時に中国の友人に勧められ、実際に利用していたサイトをご紹介します。

おすすめの中国就職サイト

中国で就職、インターン先を探すなら以下の4つのサイトがおすすめです。

 

各サイトの特徴は?

51job、Zhaopin、ChinaHRは中国の就職サイトTOP3として有名です。特に、51jobは、これまで500万人以上の学生の就職支援をしており、昨年までで3500社以上に対して就活イベントを開催した実績があります。一方、4つのなかで最も新しい就職サイトはDajieです。Dajieの特徴は、上記の大手3社はユーザー層を絞っていないのに対して、ターゲットを若者に絞って求人を掲載している点です。求職者が、直接企業とやり取りできるチャット機能も備えており、若者に大変人気があります。

大手3社とDajieを掲載企業数で比較すると、Dajieが160万社と群を抜いて多く、51jobとZhaopinが45〜50万社(2017年度財務報告を参照)、ChinaHRが30万社となっています。ChinaHRはこの4つのなかで最も掲載企業が少なくなっていますが、近年広告大手の58同城に買収されたので、今後変化があるかもしれません。

 

日本語に関するインターン情報

ここからは、日本人が中国企業にインターンすることを考慮し、日本語に関する求人についてご紹介します。(2018.2.26時点)

日本語を使用する仕事で、北京、上海、広州、深圳の求人を検索すると、51jobが26,079件、Zhaopinが16,394件、ChinaHRが491件、Dajieが549件でした。また、日本語を使用するフルタイムのインターンの募集では、51jobが335件、Zhaopinが153件、ChinaHRが32件、Dajieが21件ありました。日本語を使用する仕事やインターンに関していえば、掲載企業数の多いDajieよりも、大手である51jobやZhaopinのほうが掲載数が多く、受け入れてくれる企業を探しやすいといえます。

日本語を使用するインターンのなかで最も高給だったものは、51jobに掲載された月給3000~4500人民元(5万~7.5万円)のインターンでした。月20日勤務と仮定して日本円に換算すると、どのサイトでも日本語のインターンはおおよそ日給1700~3800円程度だと思われます。職種では、翻訳、IT関連、貿易、人材関、営業、市場調査といった職種が募集されています。なかでも最も募集されていた職種は「翻訳」でした。

以上から、中国でとりあえず就職サイトに登録するなら51job、Zhaopin、ChinaHRの大手3社に登録しておけば、日本語のインターンを探すには十分と言えそうです。中国語をある程度習得された方で、就職先を探すなら企業とチャットができるDajieに登録するのも良さそうです。

 

日本人が中国でインターンするには?

基本的に、中国にはワーキングホリデー制度がありません(香港、台湾には有)。留学ビザ(X1、X2ビザ)の期間中にインターンを行うことは可能ですが、留学ビザとは別に、受け入れ先の企業で申請が必要なため二度手間になってしまいます。

中国にインターンをする際は、原則Zビザの取得が必要です。
Zビザとは、就労、商業向けのビザで、就職、インターン、アルバイトなど報酬が発生する際に必要されます。2017年から外国人をA・B・Cにランク付けする制度が導入されており、人材のランク分けは下記の内容で分類されます。
A:中国社会・経済発展に貢献する人材
B:Aほどではないが、中国の発展に必要とされる人材
C:一般的な人材(主に短期の就労者)
インターンの場合は、主にCランクに分類されます。 

 

Zビザ を取得する方法

Zビザ申請には、大きく3つのステップがあります。まず、中国現地で手続きをし、次に日本での手続きを済ませます。最後に、もう一度中国現地で手続きをすれば完了です。大まかな流れと期間は下記のようになります(※1)

【中国での手続き①】

“就業許可証”の取得
 (不備がなければ約10営業日)
 “被授権機関査証通知表”の取得
 (申請後、約5営業日)

【日本での手続き】

上記2つの書類とパスポートを用意
 
 中国査証申請サービスセンターに提出
 または
 有資格の仲介業者を介して申請
 (申請後約4営業日、1次ビザ発給3000円)
 ※まだ1次ビザのため滞在可能期間は30日間

【中国での手続き②】

“外国人就業証”の取得
 (約10営業日)
 出入国管理局にて”居留許可”を申請
 (申請から発行まで約15営業日、受領時400人民元)
 
 1年間有効のZビザの取得

 

1年間有効なZビザの申請・取得はこのような流れでおこないます。
なお日本での手続きは、自らビザ申請センターにて書類を提出して取得することもできますし、代行業者に依頼することもできます。ビザの取得代行は、業者によって価格が異なるのでよく調べてから依頼しましょう。
中国のビザの申請には、多くの時間と手間がかかります。中国にインターンに行かれる際には、事前に気になる求人をチェックしておき、計画的にビザの申請をしましょう。

 

ChinaPASSでは、引き続き中国のビザやインターンに関する情報が変わり次第、お知らせいたします。

 

※1:Zビザの申請に関して、下記サイトが詳しく解説していますので、ご参照下さい。
「Guanxi Times」https://wakuwork.jp/archives/3073