テンセント ショートムービーアプリ「音兔」をリリース

テンセントがショートムービーアプリ「音兔(Intoo)」をリリースした。音楽とアプリ内の素材で、簡単に本格ショートムービーを作成できる。2017年、中国国内におけるショートムービーアプリのユーザー数は4.1億人に達した。テンセントのショートムービーアプリ「微视」は、いまだ業界トップクラスの「TikTok」やKwai」を追いかけるポジションだ。テンセントは「音兔」でショートムービー市場のシェア争いに食い込めるか注目だ。

テンセント ショートムービーアプリをリリース

1017日、テンセントがショートムービーアプリ「音兔(Intoo)」をリリースした。キャッチフレーズは「生活を歌にしよう(用生活作首歌)」で、撮影した動画をアプリ内の素材やテンセントの音楽アプリQQ乐をの音楽を使用して簡単に本格的なショートムービーを作成できる。現在リリースされている「音兔」には、他ユーザーの動画を閲覧できるSNSの機能はないが、今後のアップデートで追加される予定だ。作成したショートムービーは、テンセントのメッセージアプリWeChatQQでシェアすることができる。

テンセント

拡大し続けるショートムービー市場

テンセントのショートムービーアプリといえば、2013年に「微视」をリリースしていた2014年の春節にはDAU4500万人を超え、ショートムービー市場の基礎を築いたが、20174月にはサービスを一時停止していた。その後、2018年の春節頃から「TikTok」が流行し始め、「微视」もサービスを再開したがショートムービーの流行に乗っているとは言い難い。

2017年、ショートムービーアプリのユーザー数は4.1億人にのぼり、モバイルアプリの利用時間全体の5.5%を占めている。今後も成長が期待されているショートムービー市場は、「TikTok」と「Kwai」の二強となっているのが現状だ。

テンセント ショートムービーで反撃なるか

「TikTok」が今年6月に発表したデータによると、DAU1.5億人、MAU3億人を超えている。一方「微视」のDAUは僅か347万人にとどまる。「音兔」のリリースはテンセントによる反撃ののろしと言ったところだろうか。

「音兎」の特徴は、動画のシェアと再生のスムーズさにある。通常、他のアプリからWeChatにシェアをすると、リンクとしてモーメントに表示される。そこで、「音兎」はWeChatのモーメンツにシェアした際、動画を直接再生できるようにした10億人のユーザーを誇るWeChatにムービーを流入させることで、テンセントがショートムービー市場のシェア争いに食い込むことができるか注目だ。

 

 

Source:
https://m.pencilnews.cn/p/22076.html?source=article_list
https://m.pencilnews.cn/p/22085.html?source=article_search