テンセントミュージックがアメリカで上場

テンセント傘下のテンセントミュージックが12月12日、アメリカ、ニューヨーク証券取引所で上場を果たした。今回のIPOでテンセントミュージックの企業価値は229億ドル(約2.6兆円)に達した。テンセントミュージックが提供する音楽アプリの中国でのシェアは76.1%でMAUは8億人を超えている。

テンセントミュージックがIPO

テンセント傘下のテンセントミュージックエンターテイメント(腾讯音乐娱乐:以下テンセントミュージック)が12月12日、アメリカ、ニューヨーク証券取引所で上場を果たした。IPO時の公開価格は13ドル。モルガンスタンレー、ゴールドマンサックス、ドイツ銀行などが引受会社を務める。今回のIPOでテンセントミュージックの企業価値は229億ドル(約2.4兆円)に達し、2014年のアリババ上場に続いて最大規模のIPOとなった。

中国のミュージックアプリシェア76%を占めるテンセントミュージック

テンセントミュージックはSpotifyのようなオンラインミュージックアプリの『QQ音乐(QQ yīnyuè)』、『酷狗音乐(kùgǒu yīnyuè)』、『酷我音乐(kùwǒ yīnyuè)』とスマホでカラオケが楽しめるアプリ『全民K歌(quánmín Kgē )』などの音楽アプリを提供している。中でも上記3つのオンラインミュージックアプリの中国でのシェアは76.1%を占めており、月間アクティブユーザー(MAU)は8億人を超えている。2018年上半期の売上は86億元(約1400億円)に達し2017年同時期と比べて92%成長した。

収益はSNS機能から

テンセントミュージックの主要ミュージックアプリはストリーミング機能を搭載しており、スウェーデンのミュージックアプリ「Spotify」と比較されることが多い。(Spotifyはテンセントに出資している。)両者の違いはSpotifyはミュージック機能のみを提供するのに対してテンセントミュージックはSNS機能を提供していることだ。このSNS機能が収入の大部分を占めており2017年のSNSサービスの売上は78億元(約1300億円)なのに対し、ミュージックサービスでの収入は31億元(約500億円)だ。SNS機能の提供によりユーザーが多くのサービスを利用できるようになり、アプリ内での投げ銭や課金につながっている。

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