シェアリング ・アートのサービスが登場。3か月2400円から

アートの仲介や展覧会の企画などを手がける「Bingxi Culture」が、絵画の個人向けレンタルを開始した。期間は3か月~1年で価格は150~1000元(約2,400~16,000円)だ。Bingxi Cultureは美術学校や国内外の美術家と提携しており、ユーザーは手軽に気に入ったアートをレンタルできる。シェアリング・アートから中国を代表する画家が生まれるかもしれない。

中国で絵画の シェアリング スタート

中国でアートの仲介や展覧会の企画などを手がける「Bingxi Culture(丙希文化)」が10月27日、絵画の個人向けレンタルを開始した。水墨画や水彩画、油絵などを扱っており期間は3か月~1年で価格は150~1,000元(約2,400~16,000円)だ。アリペイ内の公式アカウントからから絵画を検索することができ、アント・フィナンシャルが提供するセサミクレジット(個人信用)の評価が一定以上であるとデポジットなしでレンタルすることが可能。深セン、重慶、南京の3都市でスタートした。

アートをより気軽に

Bingxi Cultureは2016年に南京で創業し、アートの仲介や販売、展覧会の企画などを手がける企業だ。10月末に深センでレンタルの発表会が開かれ、新たなシェアリングエコノミーのモデルとして注目を集めている。

CEOの唐希文(táng xī wén )は発表会で「人々の芸術に対する需要は日に日に高まっている。インターネットの発展や物流の成長でシェアリングエコノミーも急速に伸びてきており、シェアリング・アートの基盤はできあがっている。」とコメントした。シェアリングサービスの登場で、お気に入りのアートを自分の家に置きたいという夢が実現可能になったと言えるだろう。

画家発掘のプラットフォームになるか

Bingxi Cultureは美術学校や国内外の美術家と提携しており、ミレニアム世代(90年代生まれ)の若手アーティストの作品も多く出品されている。レンタルサービスの発表会が行われた深センは中国のシリコンバレーとして有名なだけでなく油絵も盛んだ。深センにある大芬油画村には5,000人以上の油絵画家が住んでおり、世界中の油絵の60%以上がここで描かれているという。若手から著名な画家までが集まる深センで芸術とテクノロジーが組み合わさることで新たな画家発掘のプラットフォームになるかもしれない。自宅での絵画の保存など改善が必要な部分は多いが一般人が芸術に触れる機会が増えることは間違いない。Bingxi Cultureから中国を代表する画家が登場することに期待したい。

2017年に深セン 大芬油画村で撮影した写真
2017年に深セン 大芬油画村で撮影した写真

source:https://bit.ly/2DGpr5S