中国版WeWork「Ucommune」が226億円調達 海外展開加速へ

中国でシェアオフィスを提供する「Ucommune(优客工场:yōukè gōngchǎng)」がDラウンドで2億ドル(約226億円)の資金調達に成功した。Ucommuneは中国を中心に世界で200箇所以上のシェアオフィスを運営している。日本でも広がりを見せているWeWorkの中国版だ。調達資金で海外展開を進めていく見込みで、現在の海外37都市から40カ国350都市まで拡大したい考えだ。シェアオフィスブームの日本に進出する可能性もありそうだ。

シェアオフィス 「Ucommune」が226億円資金調達

中国でシェアオフィスを提供する「Ucommune(优客工场:yōukè gōngchǎng)」が11月13日、Dラウンドで2億ドル(約226億円)の資金調達に成功した。香港全明星投資基金領投、中国投行易凱資金などが投資した。今回の資金調達で企業価値は30億ドル(約3400億円)まで上昇した。Ucommuneは中国を中心に世界で200箇所以上のシェアオフィスを運営している。日本でも広がりを見せているWeWorkの中国版だ。Ucommuneのユーザーには世界一のユニコーンとなった「バイトダンス」やショートムービーの「快手」、シェアサイクルの「モバイク」などがいる。調達資金で海外展開を進めていく見込みで、現在の海外37都市から40カ国350都市まで拡大したい考えだ。

WeWorkとの激しいシェア争い

海外展開を進めていきたいUcommuneだがWeWorkももちろん負けていない。WeWorkは現在、中国40箇所で展開しており、東南アジアへの進出も加速させている。ベトナム、タイ、フィリピンなど東南アジア5カ国に展開予定で、シンガポールのシェアオフィス「SpaceMob」も買収した。同じくアジアでの展開を今後の第一歩として進めていきたいUcommuneは2箇所展開しているシンガポールに続いて、今年12月に香港に進出予定だ。Ucommuneは当初、「UrWork」という英名だったがWeWorkと商標権を巡る争いの末、「Ucommune」に変更している。

日本への進出は?

日本でも働き方改革によりシェアオフィスが注目されている。WeWorkなどのシェアオフィスを活用する大手企業も今後ますます増えていくだろう。そうなると懸念されるのがシェアオフィス不足問題だ。海外展開を進めていきたいUcommuneが巨大な中国マネーをバックに日本のシェアオフィスに進出する日も近いかもしれない。

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