茶室のAirbnb「6茶」 シェア茶室が登場!

ビジネスの商談や友人とのおしゃべり空間に新たな選択肢が生まれた。それは「6茶」が提供するシェアリング型の茶室だ。アプリから気軽に検索、予約することができ、1時間68元(約1100円)で利用できる。6茶が誕生したのは烏龍茶で有名な福建省で、日常的にお茶を飲む習慣があることから、地元での反応は上々だ。お茶好きな中国で新しい茶文化が生まれそうだ。

茶室 界のAirbnb

シェア茶室「6茶」は、2017年に福建省にある福州六察网络科技がリリースしたプラットフォームだ。ユーザーはスマホアプリから近くにある茶室を検索、予約することができる。ビジネスでの商談や会議、友人とおしゃべりしたいときに落ち着いた空間として手軽に利用することができる。民泊大手Airbnbの茶室版といったところだ。料金は時間制で、1時間68元(約1100円)。茶室1部屋は2~6人向けになっており1人あたり1時間数百円で利用できる。スターバックスなどの通常のカフェよりも安く、ゆったりできる環境が受け入れられている。1日あたり4~6時間利用されており、リピート率は30%を超えているという。今年7月にはエンジェルラウンドから300万元(約5000万円)の資金調達にも成功した。

ビジネス向けの茶室は無かった

創業者の吴翔は、大手企業で10年働いた経験を持つ。仕事柄顧客との商談が多かったが、会社の会議室だとリラックスできず、どこで会議をしたらいいか悩んでいた。そんなときにお茶を飲むのが好きな吴翔が気づいた。福建人はお茶好きで茶室が多くあるのに、商談向けの茶室は無いということだった。そして茶室の観察を続けた結果、茶室はたくさんあるが個室が少なく、高確率で満室ということであった。この点を踏まえ、吴翔は予約することで確実に利用できる個室型の茶室を作ったのだ。

シェア茶室が新たな潮流に

6茶は現在、自店舗3軒、加盟店3軒、他の茶室との提携を34軒所有している。自店舗と加盟店は装飾を揃え、統一感を出している。24時間利用可能で、茶室には適量の茶葉と水、消毒済みの茶器が用意されている。オフィスを持たない起業家や出張者、お茶好きの人などを中心に利用されているという。これまではどの茶室が空いていて、どの茶室が混んでいるのかが分からず、多くのユーザーがビジネスで茶室を使わない原因の一つになっていた。しかし、シェア茶室の登場によって伝統的なお茶文化に新たな潮流が生まれていきそうだ。

 

 

source:http://www.lieyunwang.com/archives/447500