家電レンタル プラットフォーム「淘租公」 2.9億円調達

家電レンタル 「淘租公」が資金調達

中国の家電レンタルプラットフォーム「淘租公(táo zū gōng)」がプレAラウンドで1760万人民元(2.9億円)の調達に成功した。今回のリードインベスターは、险峰长青(K2VC)で、その他にも真格基金Zhen Fund)、策源创投(Ceyuan Ventures)、新势能基金が参加した。

 

家電のレンタル +メンテナンスで差別化

「淘租公」とは、2017年9月に設立された家電レンタルプラットフォームだ。dysonのヘアドライヤーやblueairの空気清浄機など、主に中国国外の家電製品を取り扱っている。今年から、ノートパソコン、iPad、水中カメラなどのレンタルも開始し、カテゴリーの幅も広げている。レンタル期間は、3ヶ月~2年間と比較的長期間のレンタルが可能だ。セサミ・クレジット(芝麻信用)の点数が600点以上のユーザーなら、デポジット不要でサービスを利用できる。また、高級家電の有料お試しサービスも実施している。

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JDmall,レンタルノートPC

レンタル料金は、月額10~200人民元(170~3400円)と製品によってさまざまだ。現在、「淘租公」のプラットフォームのSKUは100以上。月間の注文件数は約3000件、客単価は約1000人民元(1.6万円)。ユーザーはAlipayまたはWeChatを通じて注文する仕組みだ。

「淘租公」では、レンタルに加えてメンテナンスサービスも提供している。例えば、エアコンなら定期的な清掃代行や、浄水器なら3ヶ月に1回のフィルター交換など、レンタルした家電をメンテナンスしてくれるサービスだ。中国における従来の家電販売には、メンテナンスなどのアフターサービスが含まれていなかった。「淘租公」では、レンタル期間中に定期的にメンテナンスサービスを提供することで、顧客体験の向上を実現している。

 

ユーザー50万人に急成長

「淘租公」では、自社のアプリ、WeChatの公式アカウントとミニプログラム、セサミ・クレジット、淘宝レンタルなど、複数のチャネルから集客を狙っている。「淘租公」のチームによると、現在ユーザーは50万人。実際にサービスを利用したことがあるアクティブユーザーは合計1万人ほどで、2017年9月に創業してから1年も経っていないが、急成長を遂げているという。

今回の資金は主にチームビルディングとサ―ビス運営に使用する予定だ。

 

 

SOURCE:
http://pe.pedaily.cn/201806/432633.shtml
https://www.pencilnews.cn/p/19397.html
https://36kr.com/p/5139300.html