中国のシェアサイクル大手ofo 自転車担保にアリババから293億円の融資

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「投資」ではなく「融資」 その理由は?

中国のメディア AI财经社によると、今月5日および12日の2回に分けて、シェアサイクル大手ofoの創設者 戴威氏は、ofoのコア資源である自転車を譲渡担保としてアリババ(阿里巴巴:Alibaba)から総額17.7億人民元(約293億円)の融資を受けていた。

2月5日、上海云鑫创业投资有限公司(Shanghai Yunxin Venture Capital )は北京、深セン、上海、広州の自転車約445万台に抵当権を設定し、5億人民元(83億円)の融資をおこなった。上海云鑫创业投资有限公司とは、2014年に設立した、アリババグループのアント・フィナンシャル(蚂蚁金服:Ant Financial)の完全子会社である。
さらに2月12日、ofoの自転車(数量未定)に対して、同じくアリババグループでECサイト「Tmall」を運営する浙江天猫技术有限公司(Zhejiang Tmall Technology)が抵当権を設定し、12.66億人民元(210.3億円)の融資がなされた。

アリババによるofoへの投資案件を、ofoの筆頭株主であるディディ(滴滴出行:Didi Chuxing)が合意していない状況が続いている。そのため今回、アリババは自転車を担保にした”融資”としてofoを援助するにいたった。