中国のシェアリングジュエリー「幸福纪」 1.7億円規模の調達に成功

中国のジュエリー特化型シェアリングサービス「幸福纪(SAPHNY)」が、プレAラウンドで1000万人民元(1.7億円)規模の資金調達に成功した。今回のラウンドのリードインベスターは、丰泽创投であった。

 

「幸福纪」とは

 「幸福纪」は、“ジュエリーは消費者に購入してもらうものだ”という伝統的なジュエリー小売り業界の考えを一新した。購入ではなく「シェアリング」を採用し、ユーザーがより多くのジュエリーを楽しめるようにした。
 「幸福纪」は2016年9月にリリースされ、2017年9月にエンジェルラウンドにて資金調達に成功した。現在、中国全土200都市以上で利用され、各地にファンコミュニティが形成されている。登録ユーザー数は20万人を超えた。今や、中国屈指のジュエリー共有プラットフォームとなっている。

 

人気の秘訣は?

 このサービスの使用方法はいたってシンプルだ。デポジットや月額料金は不要、ユーザーが入金した金額の範囲で自由に取引できる。プラットフォーム上に現金をチャージすることで、ジュエリーを借りることができる。また、所有するジュエリーをプラットフォーム上で貸し出すことで利益を得ることも可能だ。
 ユーザーは使いたい分だけ料金を払うので、自分のペースでジュエリー体験が楽しめる。なんと、ジュエリーのレンタル時間、個数、種類、回数など、全て無制限なのだ。

 プラットフォームの収益性と安全性に関して、創設者の佟家辉氏は、

「幸福纪」にはリスク管理の専門部門や保証制度を整えており、各製品には保険をかけている。 同サービスによって、ジュエリーを買うよりも快適な体験を消費者に提供したい。

と述べていた。

 

今回調達した資金は、ユーザー体験の強化、業界発展の研究、およびジュエリー業界全体の成長促進に充てる予定だ。