中国のEC2番手『JD』が配車サービス開始か

JD 新たな業務情報に「配車サービス」が追加

中国EC2番手の京東(JD)が配車サービスに進出する。中国ITメディアのPencil News(铅笔道)の報道によると、JD子会社の江蘇京東情報技術有限会社が8月29日、業務情報の変更を行ない、新たに登録された11種の業務の中に「オンラインでのタクシー予約サービス」が含まれていたという。

JD アクティブユーザーは2億人

JDはECを手がけるWebサービス会社だ。アリババが運営する「淘宝(Taobao)」に次いで、EC業界では2番手に位置している。2018年7月のモバイルアプリからのアクティブユーザーは2.1億人に達し、テンセントからの出資を受けている。JDのビジネスモデルは自社流通型でAmazonに近く、店舗出店型の「淘宝」とはビジネスモデルが異なっているのが特徴だ。今月9月4日には日本にも購買センターを設立し日本からの仕入れも増やすという。

宅配版配車サービスの可能性も?

優れた物流機能がJDの強みだ。JDは現在、16万人もの従業員を抱えている。約70%が宅配員や倉庫関連で働いており、倉庫などの物流の設備も自前で保有している。現状の報道では一般向けのタクシー配車サービスが有力だが、詳しい内容は明らかになっていないことから一部の専門家は「自社の物流機能を活かした宅配版の配車サービスもありうるのでは?」とも指摘している。

Didiのライバルになりうるのか

配車サービスでは「滴滴出行(Didi)」が中国国内において圧倒的なシェアを誇っているが、今年に入って女性客の殺人事件が2度起こるなど安全への懸念が問題視されている。JDが開始すると見られている配車サービスは「Didi」のライバルとなるのか注目したい。

 

source:
https://www.pencilnews.cn/p/21122.html?from=article_list

http://tech.ifeng.com/a/20180904/45150872_0.shtml
http://www.itbear.com.cn/html/2018-09/298201.html