中国ECモール「JD.com」の物流企業 JDロジスティックスがテンセント、セコイアチャイナから2690億円を調達

2月14日、JDグループ(京東集団 : ジンドン)系列のJDロジスティクス(Jingdong Logistics Group)が、総額25億米ドル(2690億円)の資金調達に成功した。ラウンドには、テンセント、セコイア・キャピタル・チャイナ、高瓴资本(Hillhouse Capital Group)、招商局集团(China Marchants Group)、中国人寿などが参加した。今回の資金調達は、2018年の第1四半期までに完了する予定だ。

特筆すべき点は、中国の物流業界において、最大の単一融資額であることだ。今回の調達が完了すると、JDグループはJDロジスティクス株式の81.4%保有することになる。今回調達した分を合算すると、JDロジスティクスの評価額は134.4億米ドル(1.5兆円)に達する。

JDロジスティクスとは、中国EC業界第2位の「JD.com」を展開するJDグループの物流会社である。 2017年4月に親会社であるJDから独立している。

2017年第3四半期報告書によると、JDロジスティクスは、7つの主要物流センターに加え、900万㎡規模の倉庫、配送ステーションを約7000ヶ所、サービススポットを30万ヶ所ほど保有している。これにより、中国全土の2830地区をカバーしている。

今回の調達ラウンド後、JDロジスティクスのCEO王振辉は「サプライチェーンネットワークの構築、スマート物流に関する最先端技術の探索と応用、人材の採用と育成、付加価値サービスといった分野でさらに発展するだろう」と述べた。

今後は、最先端技術を用いたスマート物流システムをあらゆる方面で実現していく方針だ。