自動車検索アプリ「I-xunCAR」で在庫確認?ニューリテールの先駆けか

自動車検索アプリ「I-xunCAR(云寻车)」が約1.3億円を調達完了する見込み。アプリで自動車の検索だけでなく販売店の在庫も確認できる。気になる自動車の在庫を確認してから、実際に見に行けるのが特徴だ。I-xunCARはリリースから1ヶ月で22万ダウンロードを突破した。自動車など高額な製品はディーラーや販売店などオフラインでの購入が主流であったが、販売店とオンラインをかけ合わせた販売モデルが今後流行りそうだ。

自動車検索アプリ で在庫も確認

自動車検索アプリ「I-xunCAR」は、エンジェルラウンドで800万元(約1.3億円)の資金調達を完了する見込みだ。「価格.com」のようにスペックや価格、ブランドなどから好みの自動車をアプリで気軽に検索することができる。中でも最大の特徴は、販売店の在庫を検索できる点だ。気になる自動車を検索するだけでなく、どの販売店に行けば在庫があるかまで確認することができるため、自動車の購入がしやすくなった。I-xunCARはリリースから1ヶ月で22万ダウンロードを突破し、掲載店舗は420店を超えた。10月からWeChatのミニプログラムとPC版にも対応する予定だ。

「I-xunCAR」アプリ画面 ブランドや大きさ、色などで検索可能だ

購入者と販売店の架け橋に

中国では”ニューリテール”と呼ばれるテクノロジーを利用した小売業が登場している。生鮮食品のデリバリーや無人コンビニなどがその代表だが、I-xunCARもその一部と言っていいだろう。自動車はその金額の高さからネットで購入するものではなく、販売店やディーラーに足を運び、乗り心地や質感を確かめてから購入するのが一般的だ。アプリを利用すればユーザーは気軽に自動車を比較することができ、販売店に行ったのにも関わらずお目当ての自動車が無かったということが無くなる。顧客と店舗がウィンウィンになるというわけだ。

自動車検索アプリ 「I-xunCAR」の3つの特徴

中国国内の他の自動車検索プラットフォームに比べ、I-xunCARには3つの特徴があるという。

  • アプリに掲載される自動車情報は販売店ごとに最新情報に更新される
  • アプリへの会員登録が自動車情報の閲覧に必須なため、購入意思のあるユーザーが集まりやすい
  • I-xunCARは自動車の情報を提供するだけで販売店における自動車購入には関わらない

自動車のニューリテールは主流となるか

今回調達した資金は、技術のアップデートや市場拡大などに利用される。現在、Aラウンドでの1000~2000万元(1.65~3.3億円)の調達を目指している最中だ。中国の小売業が大きく変化を遂げる中、自動車も販売店とオンラインをかけ合わせた新しい販売モデルが今後流行っていきそうだ。

 

 

source:http://www.lieyunwang.com/archives/447752