中国のゲームライブ配信プラットフォーム「Huya」が米国IPO

ゲームのライブ配信「Huya」がIPO

5月11日、中国のゲームライブ配信プラットフォーム「虎牙(Huya)」は、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。中国で初めてゲームライブ配信プラットフォームの上場となった。株式発行価格は12ドルで、初日の値動きは、始値15.53ドル、一時17.07ドルまで上昇し、終値16.17ドルで、約34%上昇した。

「Huya」の業績とユーザー数

Huya(前身:YY直播)は、2012年に設立され、2017年3月に欢聚时代(YY)からスピンオフした企業だ。今回の目論見書によると、今年の第1四半期の総営業収益は8.4億人民元(146.4億円)だった。内訳は、ライブ配信が7.9億人民元(137.1億円)、広告およびその他のサービスが5080万人民元(8.7億円)であった。また、昨年同期は4170万人民元(7.2億円)の純損失を計上していたのに対し、今年の第1四半期は3140万元(5.4億円)の純利益となった。

今年の第1四半期における、Huyaの月間アクティブユーザー数(MAU)は約9290万人で、前年同期の7800万人に比べて、19.2%の増加となった。モバイル端末でのMAUは約4150万人であり、前年同期の3320万人と比べて25%増加した。

Huyaの有料会員数は340万人となり、前年同期の250万人から34.9%増加した。月間アクティブライブ配信者は、前年同期の47.7万人から66.6万人に増加した。

 

「Huya」成長の背景

今年の3月8日、Huyaは、Bラウンドでの資金調達を発表した。現時点での筆頭株主は、欢聚时代(YY)で、株式の48.3%を保有し、55.5%の議決権を有している。2番目の大株主は、4.6億ドル(507億円)投資したテンセントである。

Huyaの成功は、中国のゲーム市場の爆発的な成長と密接に関連してる。 特に、テンセント傘下の「英雄聯盟(League of Legend)」、「王者荣耀(King of Honor)」「绝地求生(PlayerUnknown’s Battlegrounds)」などの大人気なゲームが、Huyaの好調を後押ししている。HuyaのCEO董荣杰氏は、「今後も豊富なゲームリソースを抱えているテンセントとさらなる連携を図っていく」と述べた。