中国デリバリーサービス大手の美团 上海でも配車サービスを開始

3月21日、中国デリバリーサービス大手の美团が、南京に続き上海でも、配車サービス「美团打车」を正式に開始した。

 

デリバリーと配車サービスの融合

 もともと、美团は「Uber EATS」のような、登録した個人が飲食店からユーザーへ配達をおこなうデリバリーサービス事業を展開していた。今回、上海で開始した「美团打车」とは、Didiのような配車サービスである。

 このサービスは、一般ユーザーやタクシーが登録し、ユーザーを目的地まで送ることでドライバーが報酬を得る仕組みだ。上海では、サービス開始から最初の3ヶ月間、登録ドライバーから手数料を無料にするキャンペーンを実施。また、上海の「美团打车」ユーザーは、最初の3回まで、1回あたり14人民元(235円)の割引キャンペーンも実施している。

 

サービス開始初日に・・・

 中国のメディアによると、「美团打车」のサービス開始から20時間で、1日あたりの利用回数が10万件を超え、最終的にサービス初日は15万件に達した。

 しかし、リリース当日に上海の行政機関から注意を受けていた。同社は、宣伝活動において、「一元から乗車」や「低価格で乗車可能」といった、消費者の誤解や悪質な価格競争を招く広告を掲載していた。既に打ち出している広告も取り下げるべきだと行政機関が警告している。これに対して、担当者は、政府の管理部門の規制に遵守し、積極的に業務を是正、企業責任を真剣に果たしたいと述べた。