中国のスマート寝具メーカーKeeson(麒盛科技)が35億円以上の調達に成功

中国のスマート寝具メーカー「Keeson(チーチァンクージー:麒盛科技)」が2億人民元(35億円)以上の資金調達に成功した。今回のラウンドのインベスターは、红星美凯龙(Redstar Macalline)、分享投资、欧派家居(Oppein Home)、居然之家だった。

Keesonとは、2005年に設立された、中国初の電動ベッドメーカーだ。2014年には、米国の寝具代理店であるErgomotionとSouth Bay Internationalを買収し、R&D、製造、販売およびアフターサービスまで垂直統合した。これによって、寝具業界の巨大企業へと成長した。同社の取引先には、Serta(サータ)、Simmons(シモンズ)、TEMPUR(テンピュール)、Sealy(シーリー)など、世界的に有名なマットレスブランドが名を連ねる。

麒盛科技

公式サイトの資料によれば、2016年に16億人民元(280億円)の営業利益を達成しており、前年同期比100%増という成長を遂げている。現在、年間100万台の電動ベッドを製造し、これまでに400万台以上を世界各地に販売している。同社の短期計画のなかで、総経理の黄小卫氏は「近年、業績が急速に成長しており、現在上場に向けて積極的に推進している」と語った。
今後、ビッグデータの分野では、スマートベッドから収集されたユーザーの睡眠データを蓄積し、スマートベッドの睡眠体験や価値を高めていく狙いだ。そのため、スマートベッドを生産するためのスマート工場の建設に注力している。
中国国内市場では既存商品の販売促進に注力する一方で、国際市場では、実店舗向けの超薄型ベッドシリーズ「ELEMENT」とEC向けのベッドシリーズ「LEAF」を発売する予定だ。

今回調達した資金は、主に製造工場設備など生産力の拡大と販売チャネルの拡大に利用される。