中国の電気自動車(EV)メーカー 小鹏汽车 (Xiaopeng Motors) アリババ、ファクスコンなどから381億円を調達

中国の電気自動車(EV)メーカー、シャオパンチーチゥー(小鹏汽车: Xiaopeng MotorsがBラウンドで22億人民元(381億円)の資金調達に成功した。同ラウンドのリードインベスターはアリババ(阿里巴巴集团: Alibaba)、フォクスコン(富士康: Foxconn Technology Group)、IDGキャピタルであった。今回の調達によって、シャオパンチーチゥーの合計調達額は50億人民元(866億円)を超えた。

シャオパンチーチゥーは、2014年に元アリババのモバイルビジネスグループ責任者であった何小鹏と「YY」の創業者である李学凌をはじめ、複数の実業家たちが共同で立ち上げたEVメーカーだ。広州本社、北京、広東、シリコンバレーの4拠点で、設計・開発から製造・販売までおこなっている。現在、700人以上の従業員を擁し、2019年までに3000人の従業員を獲得するとしている。

シャオパンチーチゥーの製品について、2016年9月にベータ版が発表され、試乗会も開催された。それから約1年後の2017年10月、鄭州にて、同社初の生産車(バージョン1.0)が発売された。2017年12月11日、200haの土地に「Xiaopeng Auto Intelligent Network Technology Park」の建設を開始した。このプロジェクトによって、自動運転の研究開発や試行実験、ビックデータプラットフォームの開発から部品の製造、組立まで、包括的でモダンなクラスターが建設される予定だ。このうち、自動車生産プロジェクトのエリアは100haを占め、100億人民元(1736億円)を投じている。
今年1月、シャオパンチーチゥーは米国ラスベガスでおこなわれたCES(International Consumer Electronics Show)にて最新モデルの「Xiaopeng Automobile G3」を披露した。「Xiaopeng Automobile G3」は、360度ルーフカメラ、スペースコックピット、25個のスマートセンサーを搭載し、アジア地域の運転環境に適応した自動運転技術となっている。 G3はすでに販売を開始しており、2018年に出荷予定となっている。

昨年末、中国のEV業界では、「威马汽車(Weltmeister)」や「蔚来汽車(NextEV社)」など、多くのライバルが資金調達を頻繁におこなっていた。シャオパンチーチゥーをはじめとする中国のEVメーカーにとって、2018年は勝負の年になるかもしれない。