中国の不動産仲介プラットフォーム「Danke Apartment」が105.8億円を調達

中国の不動産賃貸の仲介プラットフォーム「Danke Apartment (蛋壳公寓)」は、ラウンドBで1億米ドル(105.8億円)の調達に成功した。同ラウンドのリードインベスターは、华人文化产业投资基金(China Media Capital)、高榕资本(Banyan Capital)で、その他にも酉金资本、元璟资本、BAI(贝塔斯曼亚洲投资基金)、愉悦资本なども参加した。

 

若年層に人気のDanke Apartment

Danke Apartmentは、2015年1月に設立され、北京に本社を構える企業だ。伝統的な賃貸住宅業界の変革を掲げ、不動産賃貸および不動産管理を仲介するプラットフォームを提供している。シェアハウスをはじめとして豊富な物件を揃えており、都心に住む若年層のホワイトカラーから支持されている。公式webサイトによると、同社は既に3回の資金調達な成功しており、北京、深圳、上海、杭州、天津、武漢、南京、広州の8つの都市に約8万室を管理している。
Danke Apartment の創設者兼CEOである高靖によると、今回の資金調達は下記に使用する予定だ。

  1. 事業規模の拡大: 中国全土の一線都市※1と新一線都市※2への進出
  2. ビッグデータシステムの充実
  3. メンテナンスや清掃システムの構築、サービスの標準化、満足度の評価
  4. プロダクトの開発およびデザイン
  5. ブランドの構築


激化する不動産仲介プラットフォーム業界

中国の不動産賃貸事業といえば、今年1月に不動産賃貸プラットフォーム「Ziroom」が692億円の資金調達に成功したばかりだ。(過去記事:https://cnps.jp/2DvaIY4
AR/VRによる内覧やオンラインによる仲介プラットフォームの登場により不動産業界のプレーヤーは近年変化してきている。不動産業界の競争もさらに激化していくだろう。

 

※1「一線都市」とは、全国的な政治活動や経済活動などの社会活動で重要な地位にあり、指導的役割を備え、波及力・牽引力をもった大都市。現在、北京市、上海市、広州市、深セン市が含まれる。

※2新一線都市」とは、2013年に各都市の総合商業指数を総合的に算出し、そのランキングに基づいて評価された都市。一般的に、成都市、杭州市、南京市、武漢市、天津市、西安市、重慶市、青島市、瀋陽市、長沙市、大連市、厦門市、無錫市、福州市、済南市の15都市。

(人民日報社, http://j.people.com.cn/より)