累計1億ダウンロードの中国カメラApp「B612カーヂー(咔叽)」 55億円を調達

中国のカメラアプリ「B612カーヂー(咔叽)」がAラウンドで5000万ドル(55億円)の資金調達に成功した。今回のリードインベスターはセコイア・キャピタル(Sequoia Capital)だった。

「B612カーヂー」とは、中国で人気の写真・ビデオの撮影および加工が気軽にできるカメラアプリだ。このアプリには、被写体の顔を自動で認識してくれる顔認識機能がついている。また、様々なダイナミックフィルターをかけた撮影ができ、オンラインで様々なステッカーで編集することができる。撮影した写真は、FacebookやTwitterなどのSNSにすぐに投稿することも可能だ。現在、「B612カーヂー」には約1500種類のステッカーと100種類以上のフィルター効果が使用できる。
2016年12月までで、「B612カーヂー」は1億ダウンロードを突破している。中国のデータ分析プラットフォーム「ASO100」のデータによると、今年に入ってから現在まで、アプリストアの検索ランキングで1位をキープし続けている。

中国のカメラアプリ分野では、「B612カーヂー」の他にも「Faceu」や「メイトゥーシュウシュウ(美图秀秀)」といったライバルが存在する。2017年10月30日、「Faceu」は5000万ドル(55億円)を調達に成功している。また、2008年に設立された「メイトゥーシュウシュウ」は、2016年末に香港市場に上場を果たしている。こうしたライバルたちといかに差別化できるか、今後カメラアプリ業界の競争はますます激しくなりそうだ。

今回調達した資金は、ARビジネスの長期的な拡大、中国国外の市場拡大、そしてより多くのパートナーとの協調関係を築くために使用する予定だ。