農産物の業務用物流サービス「Wangjiahuan」66億円資金調達

シンガポールの物流会社が出資

中国の業務用フードサービス手がける「Wangjiahuan(望家欢)」は、プレAラウンドで66億円(4億人民元)の資金調達に成功した。インベスターは、シンガポールに拠点を置く物流会社「グローバル・ロジスティクス・プロパティーズ(GLP)」だ。

農産物 の物流「望家欢」とは?

深センに拠点を置く物流会社で、主に農産物を取り扱っている。レストランなど企業向けのサービスを中国で展開している。物流の他にも農産物の植え付けから、洗浄加工、ケータリング、Eコマースなど多くのサービスを手がけている。近年はインターネットやIoTの技術を取り込み、これまで非効率的であったケータリング配送や苗の植え付けの集約化と拡大を目指していた。

農産物

農産物 物流の未来:調達した資金の用途は?

報道によれば、今回調達した資金は大きく分けて3つの目的があるようだ。

  1. ブロックチェーンの技術で農産物の品質や安全管理を追跡できるプラットフォームを作り、畑からレストランまでのサプライチェーンの透明化を目指す。
  2. クラウドでビッグデータを管理し、収穫高、産地などのデータを分析することで正確で効率的な農産物のオーダーができるようにする。
  3. パートナーと全国への市場拡大を目指し、物流センターを建設することでより良い物流配送システムを構築する。

「望家欢」が目標としている企業は、北米最大の食品販売会社「シスコ(Sysco)」だ。現在、「望家欢」は中国全土に133平方kmのプランテーションと養殖場を所有しており、200以上の食品ブランドの代理商も獲得している。また北京や上海、杭州、広州、天津などに子会社を60社以上所有しており、毎年の野菜や果物の収穫量は50万トンに達する。

現在、日本でも農業とITを掛け合わせたスタートアップが多く誕生してるが、今後中国の農業から革新的なサービスが出てくるかもしれない。

 

source:https://www.pencilnews.cn/p/20384.html?from=article_list