アリババ 独身の日に向け気合十分、ニューリテールへの取り組みも

アリババ 独身の日に向け気合十分

中国で買い物の日(双十一/独身の日)として知られる11月11日が今年も迫っている。日本ではポッキーの日として知られているが、中国では1が並んでいることから独身の日と呼ばれており、贈り物や自分に向けて買い物する習慣からショッピングデーとして広まっていった。アリババグループは2017年の双十一に1日で2.8兆円を売り上げている。EC各社はセール当日に備え品揃えの充実や物流面で準備を勧めている最中だ。中でも2018年、双十一10年目を迎えるアリババグループは今年も気合十分だ。アリババ傘下のECサイトTMALL(天猫)は関連サービスを含めたセール当日への準備が万端であることを発表した。TMALLが発表したアリババグループの双十一に向けた取り組みを紹介する。

・TMALLに出店するのは18万ブランド、数十万の新商品を完備

・オンラインとオフラインを組み合わせたニューリテールショップを400都市で20万店展開

・TMALLでは10億元(約162億円)分の紅包(お年玉、報奨金のようなもの)、総額1000億元(約1.62兆円)超のクーポン券配布

・世界中に3000万平米の倉庫

・300万人を超える配達員

・20万台以上の配送車

・50台の配送用航空機

・ネット銀行と提携し中小店舗向けに2000億元(約3.24兆円)のローン

・アリババがニューリテールで注力中の銀泰デパートで5万人の販売員、家具販売のEasyHome(居然之家)でも4000以上の国内外ブランドを用意

・165都市でアリババのニューリテールスーパー盒馬鮮生100店舗、スーパー470店舗を展開

・フードデリバリーのEleme(饿了么)、Koubei(口碑)で100万店出店、300万人の配送員

・動画サイトYouku(优酷)で厳選26作公開、毎週最大49999元(約81万円)の紅包が当たるキャンペーン

・チケットサイト大麦網で600種類のチケット、総額5億元(約81億円)のクーポン券配布

・映画チケット販売淘票票で5000館の映画館と連携、毎日2館で100万元(約1620万円)の紅包が当たるキャンペーン、総額6億元(約97億円)のクーポン券配布

・旅行サイト飛猪で全世界200箇所以上、1万以上の旅行商品を用意

・アリババ傘下の国際物流AliExpress(速卖通)がイギリスのデパートと連携、50のロシアブランドを販売、20カ国以上の翻訳サービスを提供

・地方政府と連携したサービスの農村淘宝で地方400都市に向け農畜産物を用意

・アリババのカスタマーサービス小二、携手から百万顧客サービス連盟を設置

ニューリテールへの取り組みも

以上がTMALLが発表した双十一に向けた取り組みだ。これまではオンラインショッピング向けのプロモーションが中心だったが、今年発表されたものにはデパートやスーパーなどオフラインへの拡充も見られる。アリババが推し進めているニューリテールを意識させるものが目立った。アリババの取り組みに対して消費者はどのような購買を見せるのか今年の買い物の日にも注目したい。

source:http://www.lieyunwang.com/archives/448699