アリババ コネクテッドカーの新OSを発表!インテルと協業

中国の杭州でアリババカンファレンスが開かれ、アリババはコネクテッドカー向けのAliOS2.0を発表した。コネクテッドカーとは、インターネット通信を搭載した自動車の事だ。音声対応のナビや走行データの数値化による事故防止などが期待されている。AliOS2.0は感知や安全など5つの項目で新技術を搭載しており、FaceIDによる認証やARによるナビが特徴とされている。OSの開発には、インテルが大きく貢献しているようだ。コネクテッドカーだけでなく、自動運転においてもDidiやBaiduなどが特許数を増やしており、次世代自動車は中国勢の躍進が見られそうだ。

コネクテッドカー向け新OS アリババが開発

9月19日〜22日の4日間、中国・杭州でアリババクラウドが主催する「コンピューティングカンファレンス」が開催され、アリババはコネクテッドカー向けにAliOS2.0を発表した。AliOSとは、アリババが2014年から開発している自動車向けのOSだ。カンファレンスでは人工知能やブロックチェーン、ニューリテールなどアリババが開発中の新技術が展示された。

新OSは5つの項目に特徴

AliOS2.0の大きな特徴は、「感知」「相互作用」「応用」「プラットフォーム」「安全」の5つの項目において、以前よりも格段に進化した点だ。

「感知」
FaceIDによる運転手の識別や自動車間で情報をやりとりするIoT技術のV2Xにより、道路状況の感知が可能になった。
「相互作用」
音声、タッチ、ショートカットジェスチャを組み合わせることで、カーナビでは地図を表示、後部座席のスクリーンでは音楽を流すといった利用が可能になった。
「応用」
ARのカーナビゲーションを搭載し、道路状況と実際の景色を融合したナビを提供する。運転と車両の状態をモニターし、企業や個人に運転リスク管理サービスを提供する。
「プラットフォーム」
自動車向けの応用開発システムと端末向けの機械学習システムを掛け合わせる事で、プラットフォームの最適化に成功した。
「安全」
コネクテッドカーの安全レベルは向上しており、加えてユーザーののプライバシーやデータなどの安全性も高まっている。

インテルとも協業

カンファレンスには、インテルの副総裁兼開発技術センター総経理のImad Sousou氏も参加し、AliOS2.0の発表を祝福した。インテルはアリババとの長期にわたる提携を結んでおり、AliOSの開発においても大きく貢献している。

コネクテッドカー など次世代自動車は中国勢が躍進か

AliOS2.0の発表により、アリババはコネクテッドカー業界における大きな一歩を踏み出したと言っていいだろう。コネクテッドカーだけでなく、自動運転の分野でも配車サービスのDidiや検索サービスのBaiduが特許の取得数を伸ばしている。コネクテッドカーや自動運転といった次世代自動車の分野において、中国テクノロジー企業の名前を聞く機会が増えていきそうだ。

 

Source:http://m.lieyunwang.com/archives/447593