アリババ 買い物の日に向け交通機関と連携

アリババが明日に迫った買い物の日(双十一/独身の日)に向け、実店舗への集客を促す取り組みを進めている。アリババ傘下のデパート利用ユーザーに対するバス運賃のキャッシュバックなどだ。公共交通機関との連携によりアリババが目指すニューリテールの新たな入り口にしたい考えだ。今年の買い物の日はオンラインだけでなく実店舗での成果にも注目だ。

アリババ 交通機関から実店舗に集客へ

アリババが明日に迫った買い物の日(双十一/独身の日)に向け、実店舗への集客を促す取り組みを進めている。アリババ本部がある杭州では傘下の「銀泰デパート(银泰百货)」まで向かうバスをアリペイで支払うことで運賃のキャッシュバックやデパートのクーポンが配布されている。また杭州をはじめ武漢、合肥などの都市では傘下のシェアサイクル「ハローバイク(哈啰出行)」を銀泰デパートから200m以内に駐車すると無料で利用することができる。消費でのオンラインとオフラインの融合を進めていきたいアリババは公共交通機関を無料にすることで実店舗を訪れてもらうきっかけにしたい考えだ。

ビジネス創出や課題解決にも

ITと交通機関の連携は新たなビジネスの創出や課題解決にもつながるかもしれない。例えば地下鉄の利用駅近くにあるレストランやバスで通った道路沿いにあるスーパーのクーポンを利用客に配布する広告ビジネスだ。多くの利用者を抱える交通機関とIT企業の提携は今後増えていくだろう。また、中国で課題となっているシェアサイクルの駐車問題も店舗に誘導することで解消できる可能性がある。

今年の買い物の日はいかに

今年の買い物の日は日曜日であるため例年以上の売上が期待されている。また今年アメリカで上場を果たした新興EC企業の「拼多多(Pingduoduo)」も注目の一つだろう。そんな中、ニューリテール拡大のためオンラインだけでなくデパートやスーパーなどオフラインの実店舗にも力を注ぐアリババの結果は見逃せない。

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