AI販売予測サービス『TUNGEE』 アリババなどから6.5億円調達

AI 販売予測サービス アリババなどから資金調達

AI による販売予測サービスを提供する中国の『TUNGEE(探迹科技)』が、『アリババ』と『Qiming Venture Partners(启明创投)』からAラウンドで4000万元(約6.5億円)の資金調達に成功した。『TUNGEE』は、以前にもエンジェルラウンドで数千万元規模の資金を調達していた。

『TUNGEE』とは?

『TUNGEE』は2016年に黎展が創業し、広州に拠点を置くテクノロジー企業だ。AIやビッグデータを利用し企業に販売予測や市場分析のデータを提供している。中国国内で1000社以上の顧客を抱え、中には今回の投資をした『アリババ』やニュースアプリの『Toutiao(今日头条)』、大手メディアの『Focus Media(分众传媒)』など大企業も多数含まれている。創業期の2016年には企業の知識グラフや販売予測モデルを展開、2017年にはSaaS(Software as a Service)による検索ソフトや市場分析モデル、2018年にはAIによる音声電話ロボットなどを開発している。現在、全世界で1億社以上の知識グラフを所有し、機械学習や自然言語処理の分野で多項目にわたる特許を取得しているという。

AI 技術は企業の販売効率を向上させる

CEOの黎展は「TUNGEEのAI技術は企業の販売効率を向上させるだろう。」と述べた。彼は国内の多くの企業が販売の自動化に対する知識が不足しており、これまでの非効率的な販売方法では数千万の企業の経営が苦しくなっていくだろうと感じていた。だからこそ、AIとビッグデータで販売をよりスマートで効率的なものにしたいという思いから、黎展は2016年に陈开冉と『TUNGEE』を創業した。現在100人ほどの従業員を抱えているが開発者が7割を占めており、中心メンバーもテンセントやBaidu、デロイト、IBMなどの大企業出身だ。黎展は2017年、陈开冉は2018年にフォーブス中国の30歳以下優秀な若手ランキング30位にもランクインしている。

国内外での展開加速に期待

今回調達した資金は技術の研究開発強化や市場拡大に利用される見込みだ。今回の投資により『TUNGEE』とアリババは戦略共同関係を結んでおり、今後中国でAIやビッグデータを利用した販売予測や分析は加速していくだろう。『TUNGEE』の海外進出や中国進出を狙う海外企業の利用も見られるようになるかもしれない。

 

source:
http://www.lieyunwang.com/archives/446712
https://www.tungee.com/