中国民泊サービス「小猪短租」が約137億円を調達

11月1日、中国で民泊サービスを展開する「小猪短租(xiaozhu)」がEラウンドで1.2億ドル(約137億円)の資金調達に成功したと発表した。企業価値は10億ドル(約1135億円)以上になる。

「小猪短租」は2012年8月に設立され、個人間で取引できる宿泊施設の予約プラットフォームを提供している。「小猪短租」では「Airbnb」とは異なり、家主がアプリのボタン1つでクリーニングを頼めるサービスや、無料でスマート鍵を設置してくれるサービスを展開し、差別化を図っている。また、「小猪短租」は家主に対して定期的にイベントを開催している。

「小猪短租」の公開データによると、2017年の上半期の時点で、掲載宿泊物件は世界400ヵ所に20万件以上にのぼり、2,000万人以上のアクティブユーザーを抱えている。ビジネス出張や田舎の生活体験、海外旅行など新たな需要を取り込んでいくようだ。

また、同じ民泊サービスを展開する「途家」も今年10月に3億ドル(約340億円)の調達に成功しており、企業価値は15億ドル(約1700億円)以上とみられている。「途家」の公開データによると、現在、国内345ヵ所、海外1037ヵ所に65万件を掲載しており、1.8億人以上のユーザーが利用している。

「Airbnb」は中国市場でのローカライズ戦略を急速に進めている。アウトバウンドツアーだけでなく、中国国内のインバウンドツアーも含めた2つの事業でさらなる拡大を狙っている。すでに、「Airbnb」は中国国内に12万の宿泊物件を所有している。

このようなホームシェアリングが中国国内に普及してきたため、業界内外でその安全性にさらなる注意を払う必要がある。「小猪短租」は、今後、生体認証技術に多くの資源を投入し、クリーニングサービスやスマートロック、クラウド管理システムの向上に注力すると述べた。

ホームシェアリングの安全性がさらに強化され、民泊業界がムダのない社会を実現していくことに期待したい。

 

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新芽NewSeed