中国EC2位のJD.comがスタンフォード人工知能研究所と共同プロジェクトを立ち上げ

JD.com(京東商城)は、カリフォルニアにAI研究所を設立して、スタンフォード人工知能研究所(SAIL)と、「JD.com-スタンフォードAI共同研究プロジェクト」を正式に立ち上げると発表した。

今年5月からJD.com(京東商城)とスタンフォード人工知能研究所(SAIL)ではAI分野での協力を模索する対話を続けていた。現時点ではすでにいくつかの関連プロジェクトが開始されている。

スタンフォード人工知能研究所(SAIL)は、AIにおける世界トップレベルの研究成果を誇っており、トヨタとも連携研究センターを設立している。また、アフィリエイトプログラムには、日本からはパナソニック、中国からは、最近、時価総額でFacebookを超えたことで話題のテンセント(Tencent:騰訊)、中国最大のライドシェアリング企業ディーディー(Didi Chuxing:滴滴出行)などが参加している。

ナスダック市場に上場しているJD.com(京東商城)は、「JD.com」という消費者取引(B2C)プラットホームを運営しており、北京のデータ分析会社「星図数据」の2017年の最新データによると、アリババグループが運営する「T-mall(天猫)」に次いでシェア21.4%で中国2位の規模だ。つまり、Amazonや楽天のように大量の消費者データを保有している。

CEOのリチャード・リュー(Richard Liu:刘强东)は、JD.comが、今後の技術革新の重要な技術に「人工知能」を据えており、物流ロボット、無人倉庫、無人車両、無人スーパーマーケットなどのサービスやハードウェアを次々と発表している。

共同研究プロジェクトは、JD.com(京東商城)のアプリケーションやデータと組み合わせて、機械学習、ディープラーニング、ロボット工学、自然言語処理、コンピュータビジョン技術にフォーカスして遂行される予定だ。