スマホ修理はアプリで依頼、自宅で完了!出張修理サービスのシャンショーシャ(閃修侠)が資金調達

中国では、自宅までエンジニアがかけつけ、その場でスマホを修理してくれるサービスが複数存在する。この出張携帯修理サービスで成長している企業が2015年に設立した「シャンショーシャ(闪修侠:Shǎnxiūxiá)」だ。
今回「シャンショーシャ」は、スマホ修理業界で初めてシリーズBでの資金調達に成功し、調達した1億人民元(17億円)は同業界で調達額で過去最高金額となった。

「シャンショーシャ」では、ユーザーは電話やWeb、WeChat、アプリから修理を依頼できる。依頼後10分程度で返信があり、自宅での出張修理ならエンジニアが1時間以内に自宅に到着する。この出張サービスによって、従来の携帯修理店を利用していたユーザーを獲得している。

「シャンショーシャ」は、設立3年で2017年11月までにユーザー数130万人、修理台数200万台の実績を持ち、年商3億人民元(50.7億円)を達成した。急成長している「シャンショーシャ」の最大の強みは、中国20都市におよぶ国内最大のスマホ修理ネットワークである。

今回、業界最高額を資金調達できた理由は、
1、中国国内最大のネットワークを持っていること
2、市場を拡大しつつ、1年以上黒字を継続できていること
3、フランチャイズにせず直営でサービスを拡大していること
とされている。

「シャンショーシャ」では数百人ほどのエンジニアによる修理サービスの品質を重視し、直営による拡大を選択した。この戦略が功を奏し、顧客満足度は業界第1位だ。

「シャンショーシャ」は、最大の強みを生かした提携を結んでいる。提携先は、中国の携帯メーカー「メイズ(魅族:Mèizú)」と、中国最大のO2O中古スマホリサイクルプラットフォームのホウェイショウバオ(Huishoubao:回收宝)だ。
シャンショーシャ」は、「メイズ」の端末ユーザーに対するアフターサービスの受け皿となりユーザーの獲得に繋がっている。「メイズ」にとっては、一からアフターサービスの修理ネットワークを築く必要がないというメリットがあった。
また、「ホウェイショウバオ」は、これまで携帯端末をユーザーに郵送してもらうか、販売店から回収していた。「シャンショーシャ」との提携によって、中古端末を自宅から直接回収することが可能となった。2016年提携後、中国10都市に回収ネットワークを広げている。

「シャンショーシャ」は携帯端末のほかに、Macbook、ドローンの修理も可能だ。将来は、修理対応範囲をスマホ端末からスマート家電にまで広げるとしている。そして、3億人民元を投入し、現在の20都市から70都市を目標に修理ネットワークを拡大していく予定だ。

 

source: 投資界,猎云网, 36kr