中国検索エンジン2位のSogouがNYSEでIPO

中国の検索エンジン2位の「搜狗(Sogou)」が11月9日米国ニューヨーク証券取引所へ上場した。公開価格13ドルで、一時14.7 ドルまで上昇し、時価総額は初日に52億ドルを超えた。

「Sogou」は2005年に設立され、長年、検索最大手のバイドゥ(Baidu)を追いかけてきた。目論見書によると、「Sogou」の2016年の総収入は、6.6億ドルであり、営業利益は7,160万ドルであった。現在は主に「Sogou検索(搜狗搜索引擎」、「Sogou IME(搜狗输入法:Sougou文字入力))」、スマート時計「糖猫(Teemo)」といったスマートデバイス事業を展開している。

2014年以来、「Sogou検索」はモバイル端末を中心に急成長を遂げている。中国の調査会社iResearchのデータによると、2017年9月までに、「Sogou検索」は中国のモバイル検索市場の17.8%のシェアを占めていて、MAU(月間アクティブユーザー)は5億1100万人だ。

「Sogou検索」の流入チャネルは、主に3つある。
1)アプリ、ブラウザ、入力メソッドなどのSogou自身のプロダクト。
2)Tencentとの連携。WechatなどのTencent傘下の商品に提供する検索サービス。
3)Vivo、Oppo、Xiaomiなどモバイルデバイスメーカーと連携して、Sogouの検索ブラウザをスマホへのプリインストール。
目論見書によると、Sogouの総検索に占めるTencentの割合は36.2%、スマホメーカー経由の割合は43.0%である。

一方、「Sogou IME」は、最大の中国語文字入力システムであり、スマホアプリのDAUは3.07億人あり、WeChat、QQに次ぎ、中国で3位のスマホアプリだ。PCでも、中国で2番目にユーザーが多いソフトウェアであり普及率は98%に及ぶ。

今回のIPOで調達した資金は、主に、人工知能およびビッグデータの研究開発や、製品強化に投資される。Sogouの上場によって、バイドゥ(Baidu)との関係や中国検索市場に変化が生まれることが予想される。

 

source:
网易科技、投资界、36kr