ドローン物流会社アントワーク(迅蚁)が一般消費者向けで初めてのドローン配送サービスをリリース

写真提供:迅蚁

ドローン物流サービスの「アントワーク(迅蚁)」 がAラウンドで数千万人民元の資金調達に成功した。今回のラウンドのリードインベスターはセコイア・キャピタル中国(红杉资本)で、その他にエンジェルラウンドで投資済みのユニティーベンチャーズ(九合创投)が追加投資している。

「アントワーク」は2015年サービスを開始した。ドローン物流を専門に手がけている。中国郵政と共同で中国初のドローン速達郵便を出し、伝統的な郵送網に比べて、時間とコストを60%節約した。また、中国家電量販の最大手のスニン(苏宁)、アリババグループの物流運用会社CAINIAO(菜鸟)などにサービスを提供し、数万キロの商業飛行実績をを蓄積している。

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写真提供:迅蚁

「アントワーク」は、一般消費者向けで初めてのドローン配送サービスである「アントワーク・スユン(迅蚁速运)」もリリースしている。 スマートドローンを使用してサービスステーションの半径10キロメートルをカバーする。ローンチ1年目、従来の物流手段では配送できない辺鄙な地域をカバーするため、「アントワーク・スユン(迅蚁速运)」は交通が不便な山、島といった地域からサービスを開始した。ユーザーを近隣の商業地域と連結させて、次は、数十の観光スポット、民泊、ホテル、医療スポットと連携を進めている。これからの一年で、サービスステーションを1000箇所以上を広げる予定だ。近い将来、ユーザーはWeChatを通じて簡単に注文を出すことができるようになるだろう。

配送に使用される機体は、自社開発した「JETGO TR7」だ。6枚のプロペラが搭載されており、航行可能距離30km、最大搭載量7kg、搭載容量25Lとなっている。

商品の引き渡しは現在、他の企業と連携しており、指定された場所へ納品された、商品はスタッフの手によって、コンテナ内に積み込まれる。生鮮物、薬、電子部品などの分野では、迅速な配送サービスが求められるので、近い将来「アントワーク」のサービスが都市部にも見られようになるだろう。

今回調達した資金は、次世代のドローン、クラウド調達システム、ドローンが着陸できるステーション、より多くのユーザーにサービスするためのドローン物流ネットワークの提供に使用される予定だ。